MEDIA

月刊DANASSを紹介していただいた記事や、ダナスプランニングがイベントに参加協力したもの、
また編集長がかかわったイベントなど。

■ 2008.1.30
久慈地方振興局情報誌 Vo12

不思議の国の北リアス最前線

こはくのまち久慈音楽隊(H19.11.18)
八戸・久慈・二戸の3つの圏域の交流事業の一環として、それぞれの地域で活動している八戸市民フィルハーモニー交響楽団、こはくのまち久慈合唱団、久慈高校音楽部、カシオペア連邦合唱連盟の出演により、久慈市・アンバーホールで美しい交流のハーモニーを響かせました。


デーリー東北
タウン誌

ダ・なす2月号


八戸大学総合研究所主任所員の晴山一貫さんが寄稿した、映画「伊藤の話」の久慈・八戸ロケ始末記(前編)を掲載。また、三月に八戸公演する「破無礼」に関連し、東北学院大学教授の下館和巳さんが「芝居の遺伝子」を寄稿した。「なかま」は久慈市のフットサルチーム「Fc PanNa」。「魅力のひみつ」は野田村下田機械の下田博之さん。ほかに「電話イマドキ事情」など。(ダナス・プランニング=久慈市荒町2-55)

※毎月デーリー東北の文化のコーナーで紹介していただいています。

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■ 2008.1.30
IBC岩手放送 IBC岩手放送 ニュースエコー

「故郷のタウン誌編集長、団塊世代の再出発B」  IBC 午後6:16

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■ 2008.1.30
岩手日報
テレビみどころ

ニュースエコー


「故郷のタウン誌編集長、団塊世代の再出発B」
IBC 午後6:16
団塊世代の再チェレンジを紹介するシリーズ。久慈市の下舘洋一さん(59)は町唯一の
タウン誌編集長。故郷に活気を取り戻したいと、早期退職した5年前に創刊し発行を続けている。

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■ 2007.12.4
岩手日報
「伊藤の話」(久慈舞台)来年4月上映

秋原監督、市役所で報告


久慈市と八戸市が舞台の映画「伊藤の話」を撮影した秋原監督(44)は三日、久慈市役所を訪れ、来月4月27日に同市のアンバーホールで上映会を開催することを報告した。
秋原監督と久慈上映会を主催するカルチャーステーション(小柳正人理事長)のメンバーが、山内隆文市長に来年四月十二日の八戸市を皮切りに全国で展開する上映会日程、撮影時の思いでなどを紹介。山内市長は「上映を楽しみにしている。多くの市民に見てもらいたい」と期待した。
制作、配給、宣伝を自社で行うカエルカフェ(東京都)が手がけた同作品は、小泉八雲の「伊藤則資の話」を現代風にアレンジ。八戸大と教授として赴任した中年男性が二人の美しい女性に翻弄され、身を滅ぼしていく悲恋物語で主演は俳優の温水洋一さん、助演は女優の田丸麻紀さん、加藤夏希さんが務める。ロケは久慈市でも九月中旬に行われ、来年一月にクランクアップの予定だ。
秋原監督は「久慈をはじめ、多くの方々の協力のおかげでいい撮影ができた。温水さんが恋に苦悩する姿や小泉八雲作品への新たな解釈をじっくり見てもらいたい」と観賞を呼び掛けた。
久慈上映会の前売り券(千三百円)は今月に十日、市内プレイガイドで発売される。

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■ 2007.12.4
デーリー東北
映画「伊藤の話」来年4月に上映

ロケ地の八戸、久慈両市で


八戸、久慈両市を舞台にした映画「伊藤の話」(秋原正俊監督)が来年四月二十七日に久慈市のアンバーホールで上映されることが三日、決まった。八戸市では一足早く同十二日から八戸フォーラムで上映される。秋原監督は「映画のロケ地となった地元の多くの人に見て欲しい」と張り切っている。
映画は、小泉八雲の小説を現代風にアレンジしたもので、八戸市に赴任した大学教授が、美人助手と琥珀(こはく)の妖精の間で心が揺れ動く悲恋物語。主人公の大学教授には個性派俳優の温水洋一さん、ヒロイン役には女優の田丸麻紀さんや加藤夏希さんをきようするなど豪華キャスト。
撮影は九月に両市で行われ、現在九割近く完成。来年一月には東京近辺で最終撮影を行い、クランクアップする予定だ。
アンバーホールでは二十七日限定で午前十時半と午後二時半の二回上映。八戸、久慈会場ともに出演者のあいさつを予定している。
チケットは前売りが千三百円。久慈会場の分は今月二十日からアンバーホールほか各種プレイガイドで発売開始。八戸会場の発売時期は未定。
三日は、秋原監督が久慈市の山内市長と有志を訪れ、映画をPR。山家市長は「上映がとても楽しみだ。琥珀を題材にしているので教育分野にも活用したい」と激励した。

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■ 2007.11.23
デーリー東北

歌と演奏 息ぴったり

久慈で三圏域連携音楽会


八戸、久慈、二戸の三圏域連携音楽会が十八日、久慈市のアンバーホールで開かれ、久慈、二戸両地域の合唱団と八戸市の交響楽団が、歌と演奏の美しいハーモニーで聴衆を魅了した。
音楽祭は、三圏域連携交流事業の一環で、十一日の二戸公演に続き二回目。会場には、出演者の家族や三圏域の関係者ら約千人が詰め掛けた。
ステージでは、久慈高校音楽部、コーラスグループ琥珀エコー、カシオペア連邦合唱連盟の三団体が美しい歌声を響かせた。また、八戸市民フィルハーモニー交響楽団はオーケストラによる重厚な演奏を披露した。
最後に、久慈市のこはくのまち久慈合唱団も加わり「カンタータ第百四十七番」と交響詩「フィンランディア」の合同演奏で締めくくると、会場から大きな拍手が送られた、アンコールでは「大地讃頌」を熱唱した。出演者は、演奏が終わると充実した笑みを浮かべ、互いに音楽会の成功をかみしめていた。]

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■ 2007.11.20
岩手日報

3圏域の歌声 美しく

久慈で音楽会 約150人出演、聴衆魅了


久慈、二戸、八戸地域の交流促進のため企画した三圏域連携音楽会「こはくのまち久慈音楽会」(同実行委主催)は十八日、久慈市のアンバーホールで開かれた。
久慈地域はこはくのまち久慈合唱団とコーラスグループ琥珀エコー、久慈高音楽部が出演。二戸地域はカシオペア連邦合唱連盟加盟の八団体、八戸地域は同市民フィルハーモニー交響楽団が参加し、伸びやかな歌声と息の合った演奏を披露した。
メーンの合同演奏では三地域の約百五十人がステージにそろい踏みし、カンタータ第百四十七番と交響詩フィンランディアを披露。会場からの拍手を受けてアンコールで大地讃頌を合唱し、美しいハーモニーが会場を包んだ。
終了後も会場の熱気は冷めやらず、顧客の拍手と歓声がしばらく鳴り響いた。久慈市小久慈町の八重桜ユキさん(70)は「本当に素晴らしい歌声と演奏で、胸がいっぱいになった。ぜひ、来年も聞かせて欲しい」と継続開催を期待した。

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■ 2007.11.9
岩手日報(夕刊)

3市結ぶハーモニー

初の交流音楽会

練習重ね心を一つに 11、18日


二戸市、久慈市、八戸市の音楽団体は三圏域連携音楽会を初めて開く。十一日の二戸会場、十八日の久慈会場の二公演。三圏域が推進している連携懇談事業の一環で、参加者が本番に向けてアイデアを出し合い、個別、合同練習を重ねて完成度を高めてきた。本番を間近に出演団体のメンバーは「三市の交流につながる友情のハーモニーを響かせたい」と意気込んでいる。
音楽を通じて住民レベルで三圏域交流を深めようと企画。二戸地域のカシオペア連邦合唱連盟(高橋幹子会長)の八団体約五十人と久慈地域のこはくのまち久慈合唱団(下舘洋一団長、団員六十人)、八戸市民フィルハーモニー交響楽団(辻正武代表、団員七十五人)が中心となり、開催準備を進めてきた。
高橋会長は「連盟結成から十五周年の節目にオーケストラとともに歌えるので参加者は張り切って練習に励んでいる」と充実の笑顔を見せる。
久慈地域は今回の音楽会に合わせ、地元のコーラスグループや住民有志が集まって合唱団を結成。下舘団長は「みんなそれぞれ仕事や用事があって集まる事も大変だが、練習を重ねる中で、気持ちが一つになってきている。音楽会が三圏域の交流が深まるきっかけとなれば」と期待する。
同会場では、それぞれ地元の音楽団体も多数出演。最後に三団体が出演し、バッハ作曲の「カンタータ第147番」やシベリウス作曲の「フィンランディア」などを披露する。フィンランディアでは一部歌詞を差し替え「二戸の山と空はるか」「琥珀の街 われらの久慈」と郷土への愛を歌い上げる。
全体の指揮を務める八戸市民フィルの辻代表は「全体の仕上がりは順調。出演者だけでなく、聞きに来た人たちの交流も深まるような音楽会にしたい」と本番を楽しみにする。
音楽会は二戸会場が十一日午後二時から二戸市民文化会館大ホールで。入場五百円(中学生以下無料)。久慈市会場は十八日午後二時半から久慈市民文化会館(アンバーホール)大ホールで。入場無料。問い合わせは三圏域連携音楽会実行委事務局(0178・43・9248)へ。

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■ 2007.11.7
デーリー東北

心一つ響けハーモニー

本番間近、成功誓い練習

こはくのまち 久慈合唱団 11日二戸、18日久慈で


十一月中旬に久慈、二戸両市で開催の三圏域連携音楽会に出場する久慈市の「こはくのまち久慈合唱団」(下舘洋一団長)は三日、同市のアンバーホールで最終合同練習を行った。
同音楽会に出場するため半年前に急きょ編成された合唱団だが、これまで十回以上の練習をこなき、今では息もぴったり。メンバーは「本番では最高の歌声を披露したい」と張り切っている。
 同合唱団は、久慈広域の男女五十五人で編成している。地元のコーラスグループのメンバーが中心で、久慈高校の音楽教師阿部靖子さん(33)の指導を受け、夜間の猛特訓で完成度を高めてきた。
この日は、約二時間にわたり本番で披露するバッハの「カンターラ百四十七番」やスベリウス作曲の交響詩「フィンランディア」など三曲を練習。声の強弱や伸ばし方、全体のバランスなどを入念にチェックした。最後に本番と同じく三曲を連続で熱唱し、練習を締めくくるとメンバーから充実した笑みがこぼれた。
指導員の阿部さんは「メンバーの気持ちが今までにないくらい高まっている。本番もきっと成功するはず」と満足げな様子。副団長の高屋敷真喜子さん(56)も「ドイツ語の曲が難しかったが、先生のおかげでここまでこれた。本番では練習の成果を出し切りたい」と成功を誓っていた。
音楽会は二戸会場が十一日午後二時から二戸市民文化会館大ホールで。入場料は五百円(中学生以下は無料)。久慈会場は十八日午後二時半から久慈市文化会館大ホールで。入場無料。
問い合わせは音楽会実行委事務局=電話0178・43・9248へ。

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■ 2007.11.2
デーリー東北

音程、テンポ入念に確認

八戸で3圏域連携音楽会 初の合同練習

最高の歌と演奏を

発表会は二戸11日、久慈18日


十一月中旬に二戸と久慈の両市で開催される「三圏域連携音楽会」に向けた初の合同練習が二十八日、八戸市の中沢中学校で開かれ、出演者が音程やテンポなどを入念に確認した。八戸、久慈、二戸の三圏域連携懇談会事業の一環として行われる初めての音楽会で、出演者は「皆さんに最高の歌と演奏を披露したい」と張り切っている。
 合同練習を行ったのは、八戸市民フィルハーモニー交響楽団員六十人、こはくのまち久慈合奏団員五十五人、カシオペア連邦合唱連盟のメンバー七十人。
この日は最初に合唱だけで練習を行い、その後、オーケストラも加わって音合わせ。音楽会で披露するバッハのカンタータ百四十七番から「コラール」、シベリウス作曲の交響詩「フィンランディア」などの演奏を通じて全体のバランスをチェックした。
指揮者を務める八戸市民フィルハーモニー交響楽団の辻正武さん(57)は「いい感じにきている。楽しみにして欲しい」と話していた。
音楽会は二戸会場が十一日午後二時から二戸市民文化会館大ホールで。入場料は五百円(中学生以下は無料)。久慈会場は十八日午後二時半から久慈市文化会館大ホールで。入場無料。
問い合わせは実行委員会事務局=電話0178−43−9248へ。

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■ 2005.9.28 
岩手日報
<22>ダナスプランニング(久慈市) 下舘 洋一代表
タウン誌で街に元気
 半歩でも一歩でも前進、進化するよう努力することが恩返しになる


久慈地域の風景が毎号の表紙を飾る月刊タウン誌「DANASS(ダ・なす)」。住民の寄稿・投稿を中心に地域の文化や歴史、街ダネが盛りだくさんだ。編集長を務めるのはダナスプランニング代表の下舘洋一さん(57)。2003年11月の創刊からこれまでに23号を発刊した。
 人口減少、県内で最も悪い雇用環境など厳しい状況が続く久慈地域。創刊のきっかけは、20年以上続いていた地元タウン誌の廃刊だった。
 アパレル業界、損保業界に31年間身を置いた。1947(昭和22)年生まれのいわゆる「団塊の世代」の一員。「定年後起業」が一般的に語られ始めた時、「今まで培ってきたものを60歳の気力、体力、知力で生かせるだろうか」と自問した。会社が創設した早期退職制度に真っ先に手を挙げて退社した。
 あてがあったわけではない。退社間もないころ、知ったのが自身も寄稿したことのあるタウン誌の廃刊だった。
 「ささやかな楽しみがない街、タウン誌もない街にはしたくない」
 タウン誌の構想、企画を練り始めた。事業・編集・営業の計画書づくりに2カ月。宮古や八戸のタウン誌編集者にも話を聞きに行った。約1カ月間、見本誌を手に広告集めに奔走。創刊から向こう1年間発刊していけるだけの広告が取れた。
 県のコミュニティー・ビジネス・モデル支援事業の第一号採択を受け、自己資金と合わせ約300万円での事業開始。「街には必要なもの、と広告主の理解があった。本当に支えてもらっている」と感謝する。
 久慈地方で同意を示す方言「んだ、なす」をもじった同誌はB5判、約60ページで350円。法人化を視野に、今後はタウン誌出版のほかイベントの企画、各種団体の事務局的な仕事などにも取り組んでいく方向だ。
 スタッフの天満聡子さん(33)と二人三脚の作業。「いかに喜ばれ、役に立っているかがキーワード。小さな声でも『アッ』と言わせたい」。景気のどん底でつき合ってくれる広告主への感謝を忘れず、さらに愛されるタウン誌を目指す。
 ダナスプランニング 2003年設立し、同年11月に久慈エリアタウン誌「DANASS(ダ・なす)」創刊。久慈市荒町2の55。0194・53・1905。
【写真=「喜ばれるタウン誌に」。スタッフの天満聡子さんと話し合いながら編集作業に当たる月刊DANASS編集長の下舘洋一さん(左)】

(2005年9月28日)

http://www.iwate-np.co.jp/2005kikaku/kigyouka/kigyouka22.html


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 2003.12.10
デーリー東北

タウン誌「D ANASS(ダ・なす)」創刊
久慈の下舘さん

「こーひーかっぷ」の志継ぐ


 身近でお得な情報を満載久慈広域の月刊タウン誌「DANASS(ダ・なす)」(下舘洋一発行人)が、今月創刊された。今年五月に廃刊した情報誌を受け継ぐ形で、新たに生まれ変わったもので、五日、久慈市内のホテルで出版を祝う会が開かれ、下舘発行人は「みんなが語れるような雑誌にしたい」と地域密着の理念をアピール。関係者七十人が、生き生きした雑誌づくりの支援を誓った。
 久慈地域では今から約二十年前、久慈市田高一丁目の熊谷隆雄さんが発行人となりタウン誌「こーひーかっぷ」を創刊。二百四十号にわたり発刊を続けたが、本人の体調不良により今年五月に廃刊。熊谷さんは十月、五十代の若さで無念の死を遂げた。
志を受け継ごうーと、有志が集まってタウン誌復活に動き、方言の語尾から名付けたDANASSが誕生。「こーひーかっぷ」に何年も寄稿していた下舘さんは、保険代理業を退職して発刊を決意したという。
 五十六ページに及ぶ創刊号では、久慈市の写真愛好家で知られる鹿糠清次さんに表紙の写真を依頼。同市の元教育員で郷土史家の田村栄一郎さんの特別寄稿、久慈広域観光の対談、このほど行われた琥珀(こはく)キャラバン隊の様子などを掲載。イベント関係、飲食店の紹介やクーポン券もあり、身近でもお得な情報を発信している。
祝う会では、編集同人を代表して黒沼忠雄さんが「天国にいる熊谷さんもきっと喜んでいるだろう。DANASSが街の顔となるよう見守ってほしい」とあいさつ。下舘さんは「この雑誌は私個人の雑誌ではない。みなさんに愛され、どんどん書いていただけるようにしたい」と決意を述べた。
 DANASSは同市内の書店やコンビニエンスストア、県立久慈病院、主要観光施設などで発売。毎月二十八日発行。定価三百五十円で、定期購読(年間十二冊五千円)も

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■いわてコミュニティ・ビジネスセンター
まちなか来ぶらり」
 
地域に役立つ仕事に
情報を傾ける人に
支援拠点 開設!

地域情報を発信

復活に期待がかかるダナス創刊号


ダナス プランニング
代表者 下舘洋一
電話 0194−53−1905
住所 久慈市荒町2−55
URL heep://www.danass.com
E―mail yonde@danass.com
この2月で廃刊となったタウン誌のあと、空洞化の進む当地域をタウン誌すらない町にしたくないとの熱い思いから立ち上がりました。
新タウン誌「だなす」は、北三陸広域をエリアとして、ふるさと再発見・街づくりと観光・歴史や風土、そして、"ひと"等をキーワードに、便利で役立つ誌面づくりを目指して準備を進めています。











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 2002.12.22
第2回こはくのまち第九演奏会

このアンバーホールがオープンした平成11年の秋の11月21日に、久慈市ではじめての第九が演奏されてから、もう三年が経ちました。

ステージでの素晴らしい感激を味わうことの出来た、第九を歌う市民合唱団に応募し参加した私たちは、再度の公演を願って「久慈第九の会」を立ち上げたのは、翌年の1月22日のことでした。そして、一昨年の12月、久慈市当局のご支援のもとに「第一回こはくのまち第九演奏会」を実現したのであります。
これまでの二度の第九は、資金面や運営面で、全て久慈市とアンバーホールが主体であったわけですが、このたの「第二回こはくのまち第九演奏会」を企画するにあたって、初めての第九の会が主催者となり約一年の準備を経てようやく公演の運びとなりました。事業の運営資金確保のため、合唱団に参加する会員を募り大幅に上げた会員を集め、会の運営に協力していただく賛助会員を集めましたが、結局、今回も久慈市と岩手県文化振興事業団から、多大なご支援をいただいて実現できることになりました。財政状況の厳しい中のご支援に対して、あらためて心から感謝申し上げる次第であります。
今回の演奏会は、前回同様、合唱指揮と監修を岩手大学教授佐々木正利先生にお願いし、全面的なご指導の下に実現したものです。佐々木先生の交流のある、指揮者石川善美先生と東北大学交響楽団のみなさまを、今回もお迎えできましたことは前回の演奏会後の交流会での約束を果たせた事でもあり、たいへんうれしく思っております。

さらに今回は、佐々木先生が常任指揮者を勤めておられる、盛岡バッハ・カンタータ・フェラインのみなさまと共演できますことは、まだまだ力量不足の私たちにとってたいへん良い勉強にもなりますし、手弁当での参加のご好意に対して深く感謝申し上げます。
さて、世は長引く不況のさなかにあります。いまだに回復の兆しすら見えない経営・財政・金融不足の時代ですが、私たちの半年間の練習で学んだ精一杯の歌声が、ほんの少しの励ましになればと願っています。

家族の不幸と、重ね重ねの失恋、英雄ナポレオンへの失望、相次ぐオペラ上演の失敗、そして内臓疾患や聴覚障害と次々に襲いかかる苦難の中で絶望したベートーヴェンが、自らの不運を振り払うかのように作り出した、究極の大作・第九の歓喜の歌を、御来場の皆様方が心からお楽しみくださるよう願ってやみません。 久慈第九の会 会長 下舘洋一

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第2回こはくのまち第九演奏会

ベートーヴェン作曲
交響曲第9番ニ短調作品125「合唱付き」
ワーグナー作曲
歌劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」
より第一幕の前奏曲
2002年 12/22(日)15時開演 14時30分開場
アンバーホール(久慈市文化会館)大ホール
管弦楽/東北大学交響楽団
指揮/石川善美
ソプラノ/鈴木たたえ
アルト/中野和子
テノール/佐々木朋也
バリトン/小原一穂
合唱/久慈市民第九合唱団
共演 盛岡バッハ・カンタータ・フェライン
合唱指揮/佐々木正利

入場料 S 3,000円(当日券3,500円)
    A 2,000円(当日券 2,500円)
プレイガイド アンバーホール、一誠堂、みどり書店、盛岡大通佐々木電気
川徳プレイガイド、八戸文明堂

主催 久慈第九の会
共催 久慈市教育委員会
後援 岩手県久慈地方振興局、久慈市芸術文化協会、久慈カルチャーステーション、岩手日報、デーリー東北新聞社、NHK盛岡放送局、IBC岩手放送、いわてめんこいテレビ、FM岩手

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 2002.12.24
岩手日報
感動呼ぶ 歓喜の歌声

久慈市のこはくのまち第九演奏会(久慈第九の会主催)は二十二日、同川崎町の市文化会館で開かれ、市民を中心とする約二百人の合唱団が歓喜の歌声を響かせ、喝さいを浴びた。
 同演奏会は二年ぶり二度目。今回は同会の会員百十一人に加え、盛岡市のアマチュア合唱団盛岡バッハ・カンタータ・フェラインのメンバー、ソリスト約八十人が初参加。前回同様、仙台市の東北大学交響楽団がオーケストラで共演した。
六月中旬から毎週一回のペースで練習を積んできた会員たちは、調和の取れた迫力あるハーモニーを披露・約七百人の来場者からのなりやまない拍手に何度も頭を下げ、充実感に浸った。
同館の江戸京子館長は「前回のさなぎがチョウになった感じ。演奏に臨む姿勢が向上し、会場の雰囲気も家族的で素晴らしかった」と賞賛。
今回は演奏会の運営を行政頼みから住民主体に切り替えた。同会の下舘洋一会長は「会員、資金集めなど苦労はあったが市民の支援、カンタータ・フェラインとの共演など新しい心のつながりが生まれた。久慈の第九をさらに広めるため、今後も続けたい」と意欲を新たにしていた。

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 2002.12.3
岩手日報
自立の第2幕

久慈市民『第九』

有志、賛助会員で運営

歓喜の歌声、22日披露


久慈市の市民団体・久慈第九の会(下舘洋一会長)主催の第二回こはくのまち第九演奏会は二十二日午後三時から、市民文化会館で開かれる。一昨年十二月の第一回に続くものだが、前回とは違い行政頼みではなくできるだけ市民中心の運営に努力。開催まで一ヶ月を切り、仕上がりも順調で練習にも熱を帯びてきた。
 合唱団は久慈市や周辺の会社員、公務員、主婦らで構成。練習はこれまで、六月中旬から週一回のペースで約二十回行われ、岩手大教育学部の佐々木正利教授が熱心に指導している。先月下旬の練習には五十人が参加しハーモニー、発音、リズムの取り方をチェックした。
演奏会当日はこの合唱団に、盛岡市の盛岡バッハ・カンタータ・フェラインのメンバー、ソリスト四人も加わり約二百人が歓喜の歌声を響かせる。前回に続き東北大交響楽団(仙台市)と共演する。
資金援助で市民有志の自主運営を支える、賛助会員は現在百十人余り。同会は演奏会までにさらに幅広い協力を求める考えだ。
佐々木教授は「第九はとても難しい歌だが、皆練習熱心でスムーズにきた。本番も期待できる」と手応えを感じる。
下舘会長は「前回よりもいい合唱に仕上がりそうだ。地元や盛岡など内陸からも訪れて聴いてほしい」と来場を呼び掛ける。
当日は午後二時半開場。前売り券はS席三千円、A席二千円。当日はそれぞれ五百円増し。久慈市のアンバーホール、一誠堂、みどり書店、盛岡市の大通佐々木電気、カワトク、八戸市の文明堂で取り扱っている。問い合わせは同会(0194・52・1113)へ。

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 2002.5.10
岩手日報
「歓喜」運営も総参加で

行政頼み極力抑制

まず資金 賛助会員を募集


久慈市の市民団体・久慈第九の会(下舘洋一会長)は十二月二十日、同市川崎町のアンバーホールでこはくのまち第九演奏会を開催する。二〇〇〇年十二月の第一回に続く第二弾。今回は市の援助は極力抑え、自主的な運営で市民参加のイベントへの発展を目指す。このため演奏会成功には有志の熱意が必要で、同会は「歓喜」を歌う合唱団員と賛助会員を募集している。
 今回はこれまでの活動をさらに発展させ、久慈に第九を根付かせようと、市民有志の自主的運営を目指す。このため、同会ば資金援助する賛助会員を募集。年会費は個人は五千円、法人は一万円。同会員は優待席に招待する。
 合唱団は、百五十人以上を募る。岩手大教育学部の佐々木正利教授らが指導する。団員への説明会はいずれもアンバーホールで、六月二日午後二時からと同十三日午後七時からの二回開く。練習は同十五日から開始し、演奏会までに二十五回ほど重ねる。
演奏会は約一時間で、前回に引き続き、東北大交響楽団(仙台市)のオーケストラと共演する。
 第一回演奏会は中学生から七十代までの市民ら二百十人が参加。詰め掛けた約七百人の聴衆も歓喜に酔いしれ、合唱団員と成功の余韻に浸った。
 第九演奏会は一九九九年十一月、久慈市とリトアニア・クライペダ市との姉妹都市提携十周年を記念したリトアニア音楽祭でも実現している。
同会の晴山良一事務局長は「前回少なかった一般男性が参加してくれれば合唱に迫力が加わる。中高生にも積極的に参加してもらい、市民総参加で心に響く演奏会にしたい」と呼び掛けている。問い合わせは久慈第九の会(0194・52・1113)へ。

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 こーひーかっぷ
リトアニア 国立公響楽団と久慈市合唱団による合同演奏会に参加して

歓喜!第九を歌える町


Freude、Shoner Goterfunken!Goterfunken!♪

ベートーヴェン作曲交響曲第九番ニ短調作品125「合唱」のラストフレーズは、百七十四
名の市民合唱団の極限の想いを乗せてホール一杯に放たれた。

信じられないほどの大きい声が飛び出しまさに絶唱の「歓喜の歌」がついに終わった。
巨匠ヨザス・ドマルカスの指揮棒が振り下ろされて一呼吸・・・割れんばかりの拍手が沸き起こり、
それはいつ果てることもなく長く激しく響き渡った。
一流の音楽家達に客席から感動の拍手を送ったことはあるにしても、まさかその拍手の嵐を
浴びる側に立てようとは、今歌い終わった仲間の誰一人思ったことがないに違いない。
打ち続く波濤のごとき拍手の中で、私たちは胸も張る裂けんばかりの感激と幸福な達成感に
ただただ浸り続けていた。
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リトアニア音楽祭を中心とした姉妹都市提携十周年記念事業のもうひとつの目玉は、第二次世界大戦
の最中リトアニア共和国の首都カウナス市で、ドイツ軍に追われて逃げてきた約六千人のユダヤ人に一ヶ月
手書きにのビザを発行し続けたことで知られる、センポスギハラ(杉原千畝)の夫人幸子さん
の講演会が開かれることであった。

二十世紀の最大の不幸な戦争のまさに歴史の生き証人の生の声を聞き逃してはならぬと
意気込んでいたところ、当日十九日の夕刻某テレビ局の友人S氏から電話が入った。白樺号で
久慈入りするから一緒に講演を聴こうという。
全く良いタイミングで、旧交を温めつつしかも
望んだ話が聴いていられる。案内役を務め共に講演を聴き終えて、さあ飲みに行こうと誘うと
、彼女を知っているからホテルに訪ねようと言い出す。聞けば数年前にラジオ番組制作を通して
遠野出身の幸子夫人の旧知だという。尻込みする私を引っ張って宿泊先の部屋まで行ってしまう。

一九ニ三年生まれのその人と嫁の美智さんとその母親の三人の部屋でお酒を頂戴しながら、つい
深夜まで話し込んでしまった次第。もともとインタビュアーとしてのプロであるS氏
の持っていきように乗って、ついついジューイッシュ論(?)から宗教論までいつ果てるとも
ない不思議な会話の時を楽しませてもらった。
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ところで「歓喜の歌」
毎年暮れの第九一色現象、長野オリンピックの小澤。いつの日にか歌えたらと思っていた。
中野安雄先生指導の久慈小学校での学芸会では、せいぜい前から二列目(声の良い子は
最前列)。中学ではかの菊原光治のずば抜けた美声の火消し役として無理やり混声合唱のメンバー
にされたぐらい。新宿の歌声喫茶「カチューシャ」でロシア民謡を歌い、ドイツ語はせいぜい
シューベルトの歌曲をいくつか、あとは好きなカンウォーネを素人歌いする程度。声の質には自信
はないが、市の広報で第九の合唱団員募集を知って、あと先も考えず登録してしまった。

第九のドイツ語は大変だった。ゆったりシューベルトとえらい違いだ。何も考えずに練習も
せず参加した練習日、てんで歌えない。まあいいや、まだ八月だしのんびり行こうか。ところが、仕事や出張
や何やらで半分しか練習日に出られない。パートのバス用テープを係りの人から薦められ少しはやる気
になった。さらには、なんとか最後まで頑張って口だけでも合わせてもいいのですからと、その人
に言われて気が楽になった。けれども、安いワインで晩酌しながら、楽譜を読みテープを聴いていても独習
にすらならない。こんどは、カラヤンだ。CDを聴きながらの東北自動車道はもう何往復したやら。
少しは曲の流れについていけそうになった頃、指導の斎藤先生が「本番は暗礁ですよ」。ゲゲなんだそれ?
楽譜を見ながらお覚束ない状態なのに、暗礁なんてとてもできそうにない。一ヶ月前にはすでに
楽譜を手にしない男性も数名いる。大体八割まで覚えたかと思えたのは本番一週間前。でも、全体の感じは
つかんだ。

いよいよ本番が近づき気がついたことは、私たちはパート練習をし、通して歌ったが、本物の管弦楽団
の演奏と一緒にやったことがない。ましてや四人のソリストとどうやって合わせて歌うのだろう。
「二十一日は本番の前に一回リハーサルをやります」。ギョッ!一回だけ?二十日の午前、会館から電話が入って
急遽午後四時からオーケストラとの練習をしますという。喜び勇んでホールへ向かう。三時半に集合し
四時過ぎにステージに上がったが、もじゃもじゃヘアのおっかない顔の指揮者ドマルカスが、そして
約八十人の楽団員がこちらを振り向いた。「うわぁ全部外人だ!」へたくそな通訳を介しての
初めての音あわせは思いのほかうまくいった。楽団員から拍手をもらい私たちは微かな自信をもらった。
そして、当日、昼に集合し三時からのリハーサルを待った。あるメンバーの一人が呟いた一言。
「いま時間が止まればいい。緊張感のピークのこのときがとてもいい。本番を歌い終わればあとはみな過去になる。

みんなで一つになって胸が張り裂けるような気持ちのいまを失いたくない」。私たちの第九がどんな形で終わろうが、
あとは思い出の世界が残るだけだ。その人の言葉こそたぶん私たちみんなの共通の思いだった。
さて直前リハーサルは始まったがとんでもないことが起こった。右手に指揮棒のドマルカスが、歌っている
私たちにやたらと左手を振る。機嫌も悪そうに見えるしそのうえ、とにかく抑えろと指図してくる。
目一杯の声を抑えられバスのみんなはがたがただ。斎藤先生が、本番があるから声を温存させているんだというが、
ここにいたって、昨日と違って自信がゆらいでしまった。しかもあっという間にリハは終わり
不安な気持ちを残したまま、男女それぞれ控え室にもどった。

男性人はいつもより静かで歌詞の最後のチェックに余念がない。みんな不安なんだなあ。本番前に小ホール
に集合し、斎藤先生に励まされ少し元気回復。ホールの企画事業係のお二方に感謝の拍手を贈り、緊張の中にも
心の通い合う暖かいひと時を持った。さて本番、一曲目チュルリョーニス作曲交響詩「森の中で」のあと、
第九の第二楽章が終わるのを待っていよいよステージへ。第三楽章を全員起立のまま聴き、そして
歌い始めた。極度の緊張と思いもよらない自信喪失から急転換できたのは、指揮棒とドマルカスの顔と目と
右手の動きをきちんと捉えられていると感じられたからだった。不思議なことがふたつ。ひとつは次の歌詞は
と歌詞はと思いを巡らさなくても言葉が出てきたこと。もうひとつは観客の拍手の激しさと長さと、伝わってくる
感動の大きさに静かに至福の時を味わった。
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観客が去り、記念写真を撮り、大急ぎでレセプション会場のグランドホテルへ向かった。約二百五十人の
のパーティーはたいへんなことになった。本町組の出し物にアンコールがかかり、リトアニア民謡が合唱され、
盆踊りの行列が彼らを交えてくり出され、日本の唱歌が歌われた。国際交流のたくさんの集いを見てきたが
、これほどの盛り上がりは経験したことがない。いつになくメートルが上がりしこたまワインをきこしめして、
こちらは一丁あがりになってしまった。

夢の日が明けて、日常にもどり町の中で合唱で一緒だった方々と会うと「とても良かったですね、何か集まりがないでしょうか」
といわれる。それもそうだ、誰かが音頭を取って思い出話に花を咲かせてもバチがあたるまいと思う。さあその「誰か」が問題だ。

このままではあの日が風化してしまう。「あんたがやればいいでしょう」と言った人どなたでしたか。でしゃばりたくはないが、
とりあえず会館に相談に行った。「ちょうど第九のビデオを編集していてもうじき出来上がります」。
これはいい、皆に案内して自分たちの合唱を大型スクリーンで鑑賞する会を開いてもらうことにし、
ついでにその後打ち上げの懇親会をやることを思い立ち決めてしまった。
十二月十二日、小ホールに集まった皆さんと懇親会には五十五人が集い、久慈市長まで駆けつけていただき
労いの言葉をかけていただいたしだい。数多くのスピーチが続いたが、また歌いたいとの声が続出し、
酩酊ながらの進行役の勢いで「第九の会」を作ろういうことにしてしまった。
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さて今度は国立交響楽団だからこそ立派な第九になったのは、良くわかっている。しかも合唱指導の
先生がたの指導力高さゆえにしっかり歌えた私たちの第九なのである。だが、あんな素晴らしい経験を
一度で終わり、その思い出を語るだけの仲間でありたくないと考えるのは、あの日声を限りに歌い上げた
みんなの共通の思いではないだろうか。何年かのちに再び第九が出来る環境が整ったときの母体として、
会を作ることは意義のあることであり、演奏会を聴いた人たちのなかにも自分も参加したいと思う人が
あるかもしれない。またまた会館に相談して、メンバー会員に「第九の会」への参加を呼びかける葉書を
出した。一月十日現在の参加予定者は一〇六名。この一月中に会を立ち上げ、その勢いに乗じて今度は
二回目の演奏会を実現出来ればと考えている。そのためにも、実は、更に多くの市民の方々(特に男性)
に参加していただきたい。是非いまのうちから「第九の会」参加の意思表示をしていただきた。
(詳しくは、アンバーホールにおたずね下さい。)
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本物の音楽芸術は、クラッシックであれ、邦楽であれ、その音楽性の高さ故に、人を感動させる魅力と
力をもっている。生の演奏を目の当たりにし、それを共有できる人が多ければ多いほどそんな町に住む人々の
心は豊かになるにちがいない。二月三日のアンバーホール会館記念コンサートに生まれて初めてクラッシック
音楽を聴いたという、民謡と演歌の好きな七十過ぎの女性がこんなことを言っていた。

「興味もなく、息子に誘われて仕方なしに来てみたが、学問にも教養にも縁のない自分でも経験したことのない感動を
おぼえた。プロの演奏とよい音楽というのはすごいものですね」。釜石市のように存在する合唱の指導者が
作った第九ではなしに、たまたま市の企画に参加しただけの素人合唱団ではあるが、熱くなった想いだけで
、果たして再び第九を歌い、その後も続けていけるものなのか、自信はないが、第九の持つ偉大な力を信じて
、同じ思いの仲間のかただたと一緒に走ろうと思う。
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この稿を書きあげた土日の夕刻、合唱でお世話になり、いい仕事をして下さったホールの晴山係長から携帯電話に
一方が入った。「第九の指導をしていただきました東京の斎藤明先生が昨夜お亡くなりになられたという
連絡が入りました」なんということ。四十九の若さの有能なオペラ歌手であり合唱指導者が、黄泉に
旅立った。しかも、夢のような合唱を教えてくれた人。いつの日にか再びご指導していただくことを念願して
いた私たちは、一通の弔電と一基の生花を贈ることしかできなかった。あの、合唱を聴いた人、そしてあの先生にかかわった
この町の幾人かの方々とともに、心から冥福を祈りたい。
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